こんにちは。さけのこです。
年の瀬の迫る中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の方は11月某日、痔瘻根治の手術を受けてきました。
備忘録としてブログに残しておこうと思います。これからもし手術される方がいましたら、参考までご覧くださいまし。
お尻の健康は大事。
大腸⇒肛門の本来の道筋の途中に窪みができて、最終的にトンネルができてしまうこと。トンネルが貫通すると、お尻の穴が2つになる。ちなみに2つになるからお得とかそういうことはなく、膿が出たりして、発熱や痛みを伴う。全然いいことはない。まじで。「長男なのに痔なんです。」とか、「痔主になりました。」とか言ってる場合じゃない。
なんでなるの?
下痢を繰り返すことにより、肛門近くの内壁に炎症が起き、ストレス等による免疫力の低下や、菌が入ると、窪みが広がっていくもの。酷いものになると、迷路のように長ーいトンネルになることもあるとか。恐ろしすぎる。
診断までの経緯
普段から、仕事が立て込んだり、ストレスフルな生活が続くと、
大便時に出血していました。鮮血だったし、2~3日意識して休養を取れば治まっていたので、「疲れてきたサイン」として大げさに考えることなく過ごしていましたが、ある日肛門のそばに変な腫れが…。座ると痛みを伴ったため、診察を受けたところ、痔瘻との診断を受けました。
手術方法
痔瘻になると、手術以外の根治はありえないそうです。
まあ穴が開いていますからね…。
今回私が行った手術方法は、「切開開放術」というもの。トンネルができているところまでお尻のお肉を切り落として、トンネルに溜まった膿を除去して完了というもの。
他にもチューブを通して、トンネルの出入り口を縛ったりする方法もあるそうなのですが、一番再発の可能性が低いのがこの「切開開放術」とのことでした。(お肉ごとトンネルをなくしてしまうので、そりゃそうですよね)
切り落とす際には、肛門の筋肉を切り落としてしまうと大変(お尻が締められなくなってしまう)なので、筋肉を避けて切除。その後は肉が盛り上がってくるのを待って完治…という流れです。
入院期間中の過ごし方
診断を受けて、約1か月後に入院決定。私の入院期間は「2週間」でした。入院前は「お尻の肉を切り落とすだけで2週間!?だるすぎる…!!」と不満たらたらでした。仕事の引継を済ませていざ入院…。
1日目
手術をするにあたって、精密検査。エコー等をして、
痔瘻の位置を確認。
この日から入院食は
おかゆ。おなかの中を空にしていきます。
空腹がつらい…。
2日目
手術当日。一日絶食。点滴で一日過ごす。下剤を服用して、おなかの中を空っぽに。
手術は半身麻酔で行われたので痛みは一切なし。麻酔のための脊椎注射が一番痛いくらい。
手術は20~30分で完了。レーザーメスで自分のお尻が焦げるにおいをかぐのは変な気持ちでした。
術後は、絶対安静…。というのも脊椎注射後に動くと、ごくまれに脳脊髄液が漏れて頭痛が起きるとのこと。怖すぎる…!
というわけで術後も一日ベッドの上で過ごしました。
おしっこのカテーテルが痛い…。
3日目
おしっこ
カテーテル抜管。点滴は継続しつつも、食事は再開されました。でもごはんは
五分粥。ひもじいですが、
口から食べるもの=お尻から出ていくもの。術後のこの期間に肛門にダメージが与えられないのです。つらい。傷口からは滲出液という黄色い液体と出血があるためガーゼを当てて過ごします。2時間おきに交換。痛みを感じた時にはロキソニンを服用。拙者ロキソニン大好き侍。
4日目
ごはんは八分粥に。二日ぶりのお風呂解禁!髪の毛がテカテカになってきていたので、待ち遠しかった…!しかしシャワーを浴びながら、初めて傷口付近に手を当てましたが、いつもお尻のお肉があった部分に空白が…。ほんとに切り落としてしまったんだなぁと寂しい気持ちになりました。30余年共に過ごしたお尻のお肉よ…。安らかに…。
5日目
入院期間中の一日のスケジュールを把握してきました。
朝の回診、朝ごはん、部屋の清掃、昼ご飯、昼の回診、お風呂、夕方の回診、晩御飯、夜の回診、就寝…という流れ。
お尻は痛むものの、だんだんと退院後に食べたい物に頭が支配されていきます。ラーメン、カレー、焼肉、アイスクリーム…!!
6日目~16日目
ここから入院生活もルーティン化していきました。
コロナ禍から、面会謝絶となってしまったため、日中はとにかく時間を持て余しました。
定期的にガーゼを交換しながら、映画鑑賞後に購入した「国宝」
を読んだり、Netflixを見たり、目が痛くなったら芸人ラジオを聞いたり、スマホゲームしたり…。一番時間潰しに役に立ったのが、ONEPIECEのWikipediaでした。「麦わらの一味」のページを読んでいたら「あれ?こいつはどんなやつだっだっけ?」とどんどんリンクを開いていき…入院中に一通りONEPIECEを振り返ることができました。
あれ…?
入院中はもっと実のある休暇期間にしようと思っていたのに…??なんでONEPIECE博士になってんの…????
だんだん病院の食事も慣れてきて、一日の楽しみになってきました。
一番の楽しみは、夜の家族とのテレビ電話。2歳の子供と妻と離れて過ごす2週間は長いものでしたが、毎日顔を見られるのは救いになりました。
17日目
退院当日!
朝に担当医からの診断を受けて、手術入院費用を支払って退院しました。
入院前は「退院後はすぐに復職しようかな。お尻切るだけだからできるやろ!」と思っていたのですが、とてもじゃない…。
まだガーゼ交換は欠かせないし、何より座っていられない…。座り仕事の私にとってこれは大変でした。
家に帰って、入院期間中に通販購入したドーナツクッションとともに、1週間の自宅療養期間にはいりました。
自宅療養
退院後も禁止事項はもちろんあります。
・術後1か月は禁酒。
・激しい運動(特に腹圧がかかるようなもの)も当面禁止。
・食事は普段通りでいいが、刺激物(にんにくや辛いもの)は避けること。(お尻から出ていくとき痛い!)
自宅療養期間中は、プチ大掃除、簡単なストレッチや散歩をしながら過ごしました。
自宅療養の甲斐もあって、ガーゼ交換の頻度は少なく済むようになりました。
仕事復帰
復帰後も30分に1回は立ち上がるように努めながら、不在期間中の業務進捗を確認することから始まりました。
3週間ぶりの仕事はめんどくさかった…。あと2週間くらい自宅療養してもよかったんじゃないか…?という気持ちも頭をもたげましたが、
子と妻のクリスマスプレゼント代を稼ぐために頑張りました。入院期間中苦労をかけたからね…!!
これから気を付けたいこと
・下痢の回避を念頭に生活し、水分を意識して摂る
食事と生活習慣に気を付けて、下痢を回避していきたいと強く思いました。結局おなか壊していいことなんて一個もないですからね…。
重ねて水分も努めて飲んで、仕事中も座りっぱなしにならないようにしたいと思います。
・体重を減らす
入院生活で2キロ痩せました。入院の食事がひもじいと思っていましたが、これが適正な食事量なんだと痛感しました。
結局健康になるには、足し算(サプリを飲む、筋トレをする)より、引き算(食事量を減らす、身体に悪いものを控える)方が効果的という、基本にして真理をしみじみと感じました。
日常生活でも引き算を意識しながら過ごしていきたいなと思います。
これは叔母の家のそらちゃん。
見事過ぎる鼻提灯。

皆様よいお年を!またね。